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イラン外相「重大攻撃を開始しない限り反応しない」

イラン中部にある空軍基地への無人機による攻撃をめぐり、イスラエルの攻撃と報じられる中、イランの外相は19日、「イスラエルが重大な攻撃を開始しない限り、イランは反応しない」と述べました。 中部・イスファハン近郊の空軍施設への攻撃について、イランメディアは、防空システムによって3機の無人機が撃墜されたと伝えました。 イスラエルは正式な声明などを出していませんが、「ニューヨーク・タイムズ」は、2人のイスラエル当局者などがイスラエルによる攻撃であることを認めたと報じました。さらに、別のアメリカメディアは、この攻撃について「限定的だった」という見方を伝えています。 イラン側もイスラエル側を非難する声明などは出しておらず、イラン国営メディアは、「イスファハンは平穏で核関連施設にも被害はない」としています。 一方、アメリカのブリンケン国務長官は、イスラエルから攻撃について事前に通知されていたとの報道について言及を避けています。 ブリンケン国務長官「いかなる攻撃にも関与していないこと以外、話すつもりはない」 こうした中、イランのアブドラヒアン外相は19日、攻撃に使用された兵器について「おもちゃのようなもの」とした上で、「イスラエルが重大な攻撃を開始しない限り、イランは反応しない」と強調しました。 また、今月13日から14日にかけてのイスラエルへの大規模攻撃について、「警告を目的としたものだった」と述べました。

日テレNEWS NNN

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